2017年05月01日

酒蓋集めの記憶


酒蓋(さけぶた・日本酒の王冠)集めが流行った。小学2年、大阪万博の頃だったと思う。

コルクの栓を切り取り、円盤状に。自分の蓋で相手の蓋を弾き、裏返しにできたら相手から一枚ゲットできる。

対戦用の強い蓋を作るために、傷をつけたり、凹ませたり。縁がギザギザの銘柄(「白雪」だったかな)が重宝されたりした。

興味は自ずと蓋の収集へと向かう。誰も知らない、見たこともない銘柄を探して回った。

夏休み、帰省先(母の実家・愛知県)での酒屋巡りは、連日お宝との遭遇に歓喜した。(勝手に盗ってごめんなさい)

いわゆるブランドやデザインへの興味や理解のきっかけにもなった。同年代のコレクターなら、誰もが「剣菱」の格好よさにシビれたことだろう。

けれどそうした熱情もほどなく冷めてしまう。栓がコルクからプラスチックへと変わる過渡期だったのである。これ、遊びにくいことこの上ない。

200くらいあったお宝もあっさりと処分してしまった。モノへの執着は昔から希薄だったらしい。

無意味や無価値と思えるものをひたすらに集める。傍に置き、眺めては悦に入る。物品を賭けて戦う。勝つための策を凝らす。

実に男の性に満ちたふるまいである。あの頃が私の男らしさのピークだったかもしれない。
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2017年04月03日

ステラー5年目


2013年。初めてライブで見たなでしこの虜になった。ノジマステラ神奈川(リーグ2部)。推しメン(なつき)も見つけた。観戦13日。我ながらイカレている。結果は4位。

2014年。ディフェンスの綻び。リーグ全体のレベルが上がったようだ。(私が行くと負ける…)。現場への足が遠のいた。3位。

2015年。今年こそを思わせる大型補強。ようこ、はるな(共になつきの高校の同期)の加入である。2位・入替戦惜敗。モーグルの美女ではないが、「何で一段一段なんだろう」

2016年。守乱解消。終盤プレッシャーから足踏みしたが、どうにか優勝・1部昇格。苦しいときにゲームを、ボールを落ち着かせることが、今後の大きな課題だろう。

2017年。失うものは何もない。自分たちのサッカーを思い切り楽しむことだ。負けてもともと。だから私も全力で応援に行く。
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2017年03月06日

福引きしりとり セレクション


(左から題|解|景品)

ノースリーブ|上げた手(揚げたて)にそそられます|あんドーナツ

(昔の)芸能人水泳大会|胸の辺りでポロリとやるでしょう|ウクレレ

名人包囲網|羽生はブレイク(Have a break)|キットカット

東スポ|薄い記事(生地)で人気があります|クレープ

お笑いライブ|ノリで巻き込むと、ネタが一層引き立ちます|軍艦巻き

利息|日(火)にかけます|ケトル

ギャンブル|かけたり、すったりします|ごま

のんびりぶらり旅|鈍行(どんこ)が乙でしょう|しいたけ

ドッグレッグホール|刻むもよし、大きく巻くもよし|しそ

電子レンジ|か(駆)けた後にラップを取ったりします|ストップウォッチ

相撲|つっかけたり、はたいたりします|スリッパ

すべり芸人|噛めば噛むほどおいしい|するめ

便秘症の人|フン(糞・分)を重ねてジ(痔・時)になります|時計

ストーカー|妬(焼)いたり、付(漬)けたりします|なす

地道な暮らし|細く長くが似合います|ニーハイソックス

企画会議|案(餡)を練って上(揚)げます|肉だんご

スズメバチ|群れて来ると(蒸れてくると)困ります|ブーツ

選挙速報|確度(角度)をもとに印を打ちます|分度器

ボクシング|四角く囲まれた舞台で、三分間のドラマが繰り広げられます|ペヤングソースやきそば

他人の悪口|飲むと出る出る|便秘薬
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2017年02月06日

福引きは明治の文化の薫り


ブログのネタを増やすべく、時事ネタをもとに、なぞかけ作りを始めた。2007年。

ほどなく、なぞかけがブームとなる。なぞかけ芸人(ねづっち)や、なぞかけ番組(ペケポン)を通じて、一般にも広く知れ渡った。

となると、もう飽き飽きして楽しめない。私はトレンドを先取りする性質があるようだ。



福引きはその昔、文化の薫りをまとっていた。流行は明治時代にさかのぼる。

日本の近代化、工業化が進み、人々にゆとりが出てきた。和歌や俳句の革新。新体詩の発展。

他方、政治的には国家主義の影が迫っていた。娘義太夫や浪花節といった寄席芸の隆盛。

福引きのルーツは、明治のハイカラや滑稽と深く結びついているようだ。



福引きはなぞかけと構造が似ている。と言うより、まったく同じである。

●福引き

【題(籤)】披露宴のスピーチ
【解】短いほど喜ばれます
【品】ミニスカート

●なぞかけ

【題(謎)】披露宴のスピーチとかけて
【解】ミニスカートと解く、そのココロは
【心】短いほど喜ばれます



福引きをブログのネタに加えることにした。2014年。

景品をしりとりでつないでいくのはどうか。まずは、しりとりの「り」から。

【題】綾瀬はるか
【解】パイにもそそられます
【品】りんご

のっけから下ネタとは。
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2017年01月02日

ピカル


この夏、右目の視界にキラキラした白い星のようなものがときどき現れた。疲れていたのかな。結構テンパっていたからな。

パソコンを長く使ったとき、室内から急に強い日差しの中へ出たとき、風呂場で湯船に浸かっているときなどなど。二つ三つと複数見えることもある。ウェブ検索すると、やはり加齢にともなう生理現象の一種らしい。

失敗や逆境を、笑いやユーモアでポジティブ変換するのが私の流儀。まずはこのキラキラに名前をつけよう。シンプルに「ピカル(光)」でどうか。

私だけが見ている光の妖精である。キラキラに出くわしたら、「ハロー、ピカル。今日は一人かい」。楽しくやっていけそうだ。

そう言えばここ最近ご無沙汰だ。今頃どこで何してる。ピカルに会いたい……。果てしのないおめでたさですな。
posted by hiro at 04:29| Comment(0) | エッセイ5 | 更新情報をチェックする